新社会人へ、仕事を辞めろ

コロナによる混乱した社会情勢の中、 学生という守られる立場を卒業し社会の歯車になることに漠然とした恐怖を感じている新社会人の皆さん、こんにちは。ちょうど一年前、あなた方と同じようにガタガタ震えていたのが私です。20年間生きた故郷のド田舎から大…

彼が亡くなってから、後悔ばかりしている

小学生の頃、共働きの家庭に育った私は、休みになると同じような境遇の子と寺で集まって遊んでいた。 和尚さんは仏教の話を五分ほどして、私たちに坐禅を組ませたあと、おやつとお茶を出してくれて、それをたいらげたあとはクイズ大会をしたり鬼ごっこをした…

私の人生

先日、久々に会った友人が愚痴をこぼした。 「恋人が突然、『結婚するから来年は仕事をやめると親に報告しとけ』と言い出した」 いつかは結婚するつもりで付き合っている恋人ではあるけれど、そんな話は二人で話しあったこともなければ、具体的な予定などひと…

認められたい私たち

二次創作という文化がここまで発展した背景には、「作品公開→承認」という流れがあったことは否定できないと思う。 同じ作品・キャラクターを愛する人たちが、自分の思う萌えの形に賛同してくれて、加えて筆力を褒めてくれる。これより気持ちいいことはきっ…

私の最高な姉の話を聞いてってくれ

私には姉がいる。 歳が六つ離れた姉で、彼女は私が生まれる前から私のことを大好きでいてくれた。 私がお腹にいると知った日、彼女はみるみる目を輝かせ、 「私、お姉ちゃんになるの!?」 と言ったという。両親はその時の姉のことを、 「文字通り、目が輝く…

体を治すのが医者で薬なら心を治すのはエンタメだと思う

長年、生きづらさを抱えてきた。 長年と言ったってまだ21年しか生きていない若輩者なんですけれども、 それでも私はたぶん、死にたいか死にたくないかで言うと、死にたい側の人間だった。常に。 私が特に生きづらいなと思った時期が、現状までで三回ある。 …

自分じゃない誰かが怒られているだけで辛い

私のTwitterを見てくれている人などはわかると思うのだけれど、もう猛烈に仕事がやめたい。とにかく辞めたい。是が非でも辞めたい。新卒で就職して半年経ってないけれど辞めたい。 今の私はと言えば、 朝、まず不安で目覚ましより早く目を覚まし、 吐き気で…

映画館で喋らないと死ぬ病気のお前、自分が思ってるより恨まれてるからな

映画上映中に喋るな。 全う。至極真っ当かつシンプルでわかりやすいルール。 リュックは前に背負いましょうね、降りる人がいる時はドア付近の人は1度降りましょうね、みたいな満員電車のマナーより余程わかりやすい話だ。 映画が上映しているおよそ1時間半か…

吉沢亮と現実の男をガチで比べてしまう女

地獄を共にしている友人がいる。 彼女の名をHとしておく。Hは人生の生き辛さを共有できる数少ない友人だ。 しかしながら生活スタイルや来歴には大きな違いがある。 では、なぜ地獄を共有できるかというと、もちろん、職業や趣味などの相違点を上回るほどの共…

機嫌の悪い大人たち

社会人になってびっくりしたことがある。みんな、びっくりするほど機嫌が悪い。特におじさんと呼ばれる年代の男性の機嫌の悪さ、そしてそれを誇示しているかのようなオーラ、態度。 駅でぶつかった時舌打ちしてくるおじさん、あれは変わり者だと思っていたけ…

「人前で食事するの恥ずかしくないですか?」

私には高校生時代、とにかく尊敬していた先生が居た。 彼女の名はM先生。先生は世間的に言うところの「美人」で、スタイルもよく、いつも背筋がしゃんと伸びていた。 滑舌が良く、端的な語り口で話し、あまり笑顔を見せない。一見するとクールな人だった。 一…

陰キャと低脳は生きる資格無し

東大入学式での祝辞が話題になっている。上野千鶴子氏は東大新入生に「あなたたちは頑張れば報われる、と思ってここまで来たはずです」 「世の中には、頑張っても報われない人や頑張りすぎて心と体を壊した人たちがいる。恵まれた環境と能力を、自分が勝ち抜…